500回記念です
今の新鮮な気持ちを残すこととします。
故郷に帰ることは、長年、親孝行のみと思っていました。
年に2~3回の帰省では、
ほとんどを自宅で過ごし、
両親との時間を大切にしていました。
美味しいものは東京にあるから、
特に食べたいものがあるわけではなく、
自宅でいただく、大好きな鮎と、できればバイ貝のお刺身、
これでOKといった毎回の定番。
朝食に白いご飯と、黒作り(いか墨の塩辛)があれば、満足でした。
富山はとてもいいところで、
観光地としては最高だと思い、
帰省のタイミングによって、
よく、立山黒部アルペンルートに出向き、
大自然を身体いっぱいに注入することは、行ってきていましたが、
その他の良さを特に知ろうともせずにいたので、
今回の帰省において、本当に開眼で、
客観的に見ることの大切さとともに、大きな収穫を得ました。
新鮮だけが売りかとおもっていたお魚を、
最高の状態でいただけるお店。
地酒を広げるために、日本全国からシェフを探し、
美味しいお料理を提供できるお店まで展開しているお店。
そこは、お料理のみならず、お皿や硝子まで工房をもち、
徹底した、こだわりを感じる素晴らしいところ。
昔の町並みを残しつつ、
様々なテーマをもったメッセージ性のある橋をかけ、
また、たくさんの方々が訪れやすいように、
空き家を安く旅人に提供している街。
ネタの新鮮さと大きさのみだと思っていた富山のお寿司を、
一仕事も二仕事もして、
職人の手を加えた状態で、
目で楽しみ、舌で味わい、胃袋を喜ばせてくれるお寿司屋さん。
有名フレンチのシェフの元で修行し、
絶妙な味でいただく、ステーキ丼のお店。
などなど、驚くことをたくさん体験し、
故郷の楽しみがたくさんふえました。
知らないことだらけだった自分に反省し、
これからの季節ごとの帰省がなんとも楽しみです。
Thanks